vereinsbonのブログ

スイス在住15年以上。こんなに長く住むことになるとは思わず、日本帰りたい葛藤を抱えながら、老人ホームで働く元ナース&二児の母の呟き。

夏の休暇争い

3週間の希望を夏にしていたけど、誰が休暇をずらすのか話が進んでいないようで、日本行きの飛行機もそろそろ予約しないと高くなってしまうので、師長に聞いたら次の日に、時間があるので話すと言い、就学児童がいない人たちが、さっさと学校の夏休み期間以外で休暇を取ってくれることを願っていました。

私の休み明け、再び職場に行くと、若い子が夏休みについて師長が話を聞いてくれないから、もういい加減限界で辞める、などと話していて、まあ彼女は5年も学生の頃を含めて今の施設にいるので、介護じゃない仕事をしたいと前から言っていたので、師長が強くいってくれたのかなと、よしよし、と思い、新しい良い人が来てくれたら、なんて思っていたけれど、その後、休暇のプランを見ると、彼女の休暇が本当にずらしたのかわからない。そして、師長ともう一度、私の希望の期間を見直すと、もう一人の年配ウクライナ人の休暇もそのまま・・・。彼女もその場にいたので、師長が就学の子供がいない人はダメですって言っても、なんと、孫に会えるのが、その夏休み期間だけで5年も会っていない、とかいうし。師長も、孫じゃなくで自分は子供のことを言っているんだ!と言い返すものの、まったく聞き入れず。すごい・・・。

で、結局私が1週間休暇を早めることで、何とか調整がつくようで、そうなると、夫がその週は休みがとれないので、1週間遅れて日本に来ることに。まあ、夫も3週間日本は長いかなと思っていたようで、2週間でよかったのだけど、それにしても、学校の夏休み中しか本当に無理な私がずらす羽目になるなんて。これで、その若い子もずらさずに休暇をとれていたら、なんかがっかり。もう、こんなのは、話し合いをするとかの次元ではなく、就学児童がいない人、はい、夏休み中は休暇取れないことになっています、で終わればいいのに。それか、もっと上の、施設全体の師長にこのルールをもう一度言ってもらうとか。今度、またこんなことがあったら、その師長のところに私がじかに相談しに行こう。うちのチームの師長じゃダメな気がした。他にずらしてくれた人たちもいるのに、その人たちにも悪いよね。みんながそうやってまずはずらしてくれないと。で、まだ休み枠に余裕があれば、必要度の高い人から休暇をとればいい話。

まあ、夏に日本に行く予定はできたけれど、コロナの状況が分からないし、息子の希望もあって、東京に数日滞在してから実家に行くので、夫の嫌いな街巡り、ショッピングを気ままに堪能したいと思います。スイスの村からやっと脱出できるー!隔離がなくなっていることを祈るばかりです。

ちなみに、1年間で5週間休暇が取れます。3週間まとまってとれるなんて、日本じゃきっと考えられないだろうなと思ったり。海外で働くのはこういうところがいい。でも、住むのは日本がいい。あと、人の癖の強さ、というか、自我が強いのか、いい人もたくさんいるんだけど、スイスはいろんな人種が混ざってるし、なんかまとめるのとか大変と感じる。もうすぐまた、前の職場の人たちと会うので、そこは楽しみ。あの時のチームは本当によかった、恵まれていたんだと、日々実感する。